まりぽものSD航海日誌

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今回はSDBD:Rシリーズより、 ヴァルキランダーを紹介します。

 

◆キット概要

BB戦士でもない、クロスシルエットシリーズでもない、SDガンダムキットの新ライン「SDBD(ビルドダイバーズ)」シリーズ。今回は現行アニメ「ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE」に合わせ、「SDBD:R」に変更されています。そんなシリーズより、主人公のチームメンバーでもあるパルヴィーズ駆るヴァルキランダーがラインナップ。

SDガンダムらしい、ギミック満載の機体は「ガンドラゴンモード」「竜合身(ドラゴンフュージョン)モード」を駆使して戦う女性型のMSとなっています。また、機体モチーフにガンドランダーが採用されている所も珍しいポイントの一つです。

定価は1400円と、他の機体に比べ手に取りやすい価格となっています。著者も非常に楽しみにしていたキット、早速見ていきましょう。

 

◆内容

改めてパッケージ。サイズはLGBBキット・HGキットと同サイズ。今回、イラストが非常にイケメンな感じに描かれていますが、設定画も劇中も女性型を強く意識したものになっていたので、違和感がすごいです。店頭に並べる際はこっちの方が良いんですかね。

 

もちろん3個買いますよね?

 

説明書。ビルドダイバーズはオンラインゲームを舞台としており、右下の登場人物外見もあくまでオンライン上のアバターとしての外見となっています。ヴァルキランダーだけでなく、パルくんの中の人(プレイヤー)も女の子であると、僕は信じています。

 

 

ランナー。タッチゲートでサクサク作ることができます。クリアパーツ採用が嬉しい。また、シリーズの先輩でもあるRX-零丸はCSフレームを採用していましたが、今回はLGBBと同じポリキャップを採用しています。

 

シール。目は二種類あります。

 

 

◆ヴァルキランダー(ガンドラゴンモード)

ヴァルキランダーが各部アーマーを装着してドラゴン型に変形した姿。劇中では基本的にこのモードで活動していますね。翼と尻尾が大きく、ボリュームがあります。翼は1パーツ成型なので、折り畳むことはできません。劇中では折り畳んでるシーンが多いので、腕に自信のある人は、自作してもいいかも。

「変形」というよりは「換装」に近い形なので、シルエットの破綻は少ないです。ちなみにこのモードの時は余剰パーツが一切出ません(素晴らしい)。ここからどこがどうなって人型になるのが、想像するのも楽しいです。

 

いまいち大きさが伝わりづらいと思いますが、説明書と比べるとこんな感じです。かなりでかい。

 

下あごが上下に動くため、口の開閉が可能です。中には砲口が。劇中では、ここから炎の玉を発射していました。目は塗装派にも嬉しいモールドあり。

 

尻尾はグネグネ動かすことができ、表情付けに一役買います。

 

ガンドラゴンモード時は腰部分のパーツを取り外すことで、スタンド穴が出てきます。しかしながら、取り外したパーツは余剰パーツとなっていまします。せっかくの余剰パーツなしコンセプトが非常にもったいないので、自分は使っていません。

 

一応背中にも穴はあるので、若干ユルいですがそちらで固定しています。これなら、余剰パーツなし。

 

脚部も良く動きます。これだけ動くのに、ドラゴンモード用に設けられた専用関節は首部分のみ。他は、ヴァルキランダー形態の可動をうまく活かした形となっています。よく考えられてます。

 

アースリィガンダムと。

 

◆ヴァルキランダーへの変形(変身?転身?)

ガンドラゴンモードから、ヴァルキランダーへと変形手順。まず、尻尾、翼、首、脚部を取り外します。

 

腕部を180度回転したら、ほぼほぼ人型になります。あとは、頭部バイザーを収納し、目を前後で入れ替えれば、完成。

 

◆ヴァルキランダー

変身というよりかは、装備をパージした感じですね。しっかりとSDガンダムになりました。ここでようやく分かるのですが、元ネタもといモチーフはガンドランダー+ガンダムアストレアType-F2です。ガンドランダー勢特有の各部ツノ、胸部エネルギー口、後頭部の冷却コードに加え、女性型らしい細身のプロポーションと綺麗な瞳が特徴です(シール貼ってないので目は分かりませんね、すみません)。

胸部はクリアパーツ。胸部といい冷却コードといい、モチーフと機体コンセプトの組み合わせがしっかりマッチしています。エクシアも女の子ですからね(個人的感想)。

名前はモチーフとなったヴァルキリー(戦乙女)+ガンドランダーで、ヴァルキランダー(多分)。

 

目は2種類に換装可能。ガンドラゴン時だけでなく、必殺技発動時とかオリジナル設定でも使えそうな目ですね。目じりの部分にもまつげ的な造形がされていることに気づいたでしょうか?

 

また、ヘルメット内部にはバイザーが格納されています。一応ガンドラゴンモード時のフェイスカバーが主な機能だと思いますが、もちろんガンダム時にも展開可能。アストレアType-Fっぽくなります。これもうまいなあ。

バイザーは劇中だと上方向にシュッと格納されていたのですが、キットは目の差し替えギミックや強度の関係かと思いますが、折りたたむ形での格納となっています。

 

ヴァルキランダー時に余るパーツは、武器へと変形します(翼など一部余るパーツあり)。

 

各パーツを組み替え。ここもパーツの使い方が非常に練られており、感心するばかり。ドラゴンの腕?前脚?は処理に困りそうなものなのですが、武器のグリップ部分になります。

 

メイン武装は、ドラゴンの頭部が象られた盾GNガンシールドとそれに収納された剣GNガンソード。ガンドランダーといえばこれといった感じですね。ところで、GNって?

 

右手に持つものがGNフレアーデバイス、左手に持つのがGNランチャーデバイス。デカいですが、軽いので取り回しやすいです。

 

上半身の構造はLGBBと大差ないですが、下半身は新規構造となっており脚部の可動範囲が広くとられています。膝が動くので、膝立ちもできます。

 

股関節はかなりコンパクトにまとまっていて良いのですが、その分構造はなかなかに貧弱そうな感じ。多分、このキットで破損するとしたら大半がこの部分だと思います。一応、破損防止のためと思いますが軸が短く、ポリボールは抜けやすくなってます。

 

◆ほか

珍しくシールを貼ってみる。相変わらず貼りやすく、よく密着してくれます。とくに各部GNコンデンサ的球体部分は、つまようじ等でこするとかなり綺麗な表面になってくれます。シールだけでも結構満足度は高いですね。今回ヘルメットの構造が工夫されており、シール派にも塗装派にも嬉しい仕様となっております。

 

佇まいが素敵。立ってるだけで美しい。後頭部の冷却コードがまるで髪の毛のようです。ナドレでもいけそうですね。

 

モチーフのガンダムアストレアType-Fと。アストレアは設定ではバイザーがグレーですが、キットでは成型色の関係でグリーンになっているのが面白い。これも狙ってたりして。

 

アストレアType-Fがバイザーつきで、Type-F2がバイザーなし。むずかしい。

 

ちなみに劇中では、手首は各部尖ったトゲトゲ手首でした。ということで、同じ手首のLGBB魔竜剣士ゼロガンダムより手首を拝借。ゼロガンダムの握り手(右)は、親指部分もしっかり造形されています。

 

ゼロガンダムには平手も付属するので、そちらも拝借。白く塗りたい。翼が余っているので適当に付けてみる。

 

まだまだあるぞパワーアップ。後編へ続く

 

◆製品情報

SDBD:R ヴァルキランダー
  • 発売元:バンダイスピリッツ
  • 価格:1400円(税抜)
  • 2019年11月発売

 

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